iPadの活用で書類の印刷や運搬にかかる費用を半減し、セキュリティ向上もあわせて実現
本田技術研究所様は四輪R&Dセンター(栃木)において、従来紙で行っていた試験業務をiPadの利用によって、書類の印刷コストや事務所と作業所との間の運搬時間を削減することで、大幅な作業効率アップを実現しました。
また、近年増加している製造業の機密情報漏洩を未然に防ぐため、ワークフロー機能によって作業担当者の割振りや権限管理を徹底しました。ワークフローで承認を得た人だけがアプリを起動できるセキュアな仕組みを実装することで安心して利用できる仕組みを実現しています。
さらに、試験現場で撮影した写真をiPadを用いて関連する文書と紐付けて保存することができるため、煩雑になりがちな文書と写真の登録を簡略化できます。加えて写真データをiPadの中に残さずシステムに保存する仕組みも実現することで、研究開発の現場で安心して利用できるセキュリティレベルを満たしています。

お困りごと
- 大量の紙媒体による試験と試験業務後に発生するデータの入力作業負荷
- 作業担当者の割振り、作業進捗状況が不透明
- 現場レベルでの機密情報(試験結果写真など)のセキュアな管理
導入効果
業務効率の改善
- タブレット化(iPad)による紙媒体の印刷と運搬にかかるコストの削減
- データ入力作業短縮および負荷軽減
業務進捗状況の明確化
- ワークフローとの連携による作業の割振りの明確化
- プロジェクト管理ツールとの連携による進捗状況の透明化
セキュアな運用の実現
- ワークフローによるアプリ実行権限の設定
- iPad上に撮影写真を残さない仕組みによるセキュアな運用
3つのポイント
操作性
- 現場担当者の業務が紙からiPadに変化しても違和感のないユーザインタフェース
セキュリティ
- iPadのカメラによって任意に写真撮影が行われない仕組み
- 入力データ/撮影した写真のセキュアな管理
- iPad本体の管理(紛失・盗難に対する対策)
ミドルウェアとの連携
- ワークフロー機能との連携によるアプリ実行権限の付与
- ユーザ認証の社内システムとの統合
- iPadで撮影した写真を即座にアップロードしてPCからでも確認可能
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